島本須美、宮村優子、水樹奈々、花澤香菜、雨宮天……日本のアニメを代表する女性声優26人を、声の質や演技、そしてキャラクターとの相関関係を切り口に論じる、待望の本格的声優論。私も載ってる……だと……?なぜ載ってるかはよめばわかるらしい。しかし会ったことも見たことも話したこともない人に一方的に論じられるのって、気持ち悪い。——宮村優子●『声優論』におきまして以下の誤りがありました。訂正してお詫び申し上げます。53ページ 「鷺巣詩郎(ルビ:わしず・しろう)」→「鷺巣詩郎(ルビ:さぎす・しろう)」【著者】小森 健太朗(コモリケンタロウ)作家。評論家。翻訳家。1965年生まれ。東京大学卒。82年史上最年少の16歳で乱歩賞の最終候補となる。94年『コミケ殺人事件』でデビュー。2010年に『英文学の地下水脈』にて日本推理作家協会賞を受賞。遊井 かなめ(ユウイカナメ)評論家。編集者。1980年生まれ。東京外国語大学中退。2011年に評論「ノベルゲームのこうしょう」でデビュー。共著に『ニコニコ動画 ボーカロイド・ランキング 2013年度版』がある。夏葉 薫(ナツバカオル)1980年生。東京大学文学部卒。フリーライター・ゲームシナリオライター。町口 哲生(マチグチテツオ)文芸評論家。著書に三木清の歴史哲学を扱った『帝国の形而上学』、共著に『知識人の宗教観』、『現代文化スタディーズ』、『現代文化テクスチュア』、翻訳にヴァネッサ・ベアード『性的マイノリティの基礎知識』、ジャウディン・サルダーほか『Introducing メディア・スタディーズ』など。大学では現代の社会論、映像・芸術基礎、映像・芸術論を講じている。深水 黎一郎(フカミレイイチロウ)小説家。1963年生まれ。2007年『ウルチモ・トルッコ』(のち『最後のトリック』に改題)でメフィスト賞を受賞しデビュー。11年に「人間の尊厳と800メートル」で第64回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞した。